1.週末の披露宴出席のための準備
- ホテルへ提出した食事票を見て、
Dr. 「この『少しなら食べられる・出来るだけ避けて頂きたいもの』と言うのは、紛らわしいので止めたほうがいいです。
どの程度が少しなのか、一般の人には分からないでしょう。どちらかにはっきりと分けるべきです。」
−家庭や保育所では時々なら食べているものがあったし、せっかく除去食を作ってくれそうになっていた話が、
食べられないものを増やしすぎた為に流れてしまったら嫌だという気持ちから、中途半端な表になってしまった。
それに、ハレの日の食事は、少々ならいいかな?とも考えていた。
「外食する時は、リスクが多くなるので普段より厳しくしなくてはいけない」とはもっともな考え。私の認識の甘さを反省。
「コーン油には大豆油の混入があることもあるので食べられない方に、揚げも何の油か分からないので食べない方がいいでしょう。
小麦粉も表示にない(キャリーオーバー程度の)油を使っている商品もあるので家庭以外では食べないほうがいいでしょう。
青魚からサバは省いておきましょう。」と若干の表の訂正もして頂いた。
- 皮膚がきれいになってきて、大きくなって初めてアナフィラキシーを起こすこともある
−先日行った森岡先生のアナフィラキシーについての講演を思い出した。アナフィラキシーを起す時は、
その数日前に小さな症状を出していることが多いが、家の人がそれに気付かないだけ、と。そう言えば、、、
先日行った野外でのバーベキューの時に、急に口が痛いと言い出したので、良く見ると下唇の右半分が腫れて水疱みたいなものができていた。
それまではなんともなかったので、どこかでこけて歯で噛んでしまったのかな?と思っていた。良く見ても傷はないし、
夜にはひいたのでやっぱり食べたものかな?と。
考えられるとしたら、家から持っていったさつまいもをアルミホイルに包んで先に焼いて食べさせた時、
娘が食べかけで落としてしまった1歳すぎの子に、自分の分をそのまま食べさせてあげたこと。
その後、自分でも同じ焼き芋を食べたらしくて、
『落としたから、私の食べさせてあげた』と報告に来た。
森岡先生の講演の中に、アレルギーの子が、友達とそれぞれお菓子を食べていて、
「おいしそうやから、一枚頂戴」と言われて自分のおせんべいを手渡しであげた時に症状が出た例があった。
友達の食べていたお菓子の粉がその子の手について、それに気付かず手についた粉が次に食べたおせんべいと一緒に口に入ってしまったらしい。
そんな微量でも症状が起こるという話しが一瞬頭をよぎる。
「偉いね」と娘を褒めながら、次からは私が手で割った分だけその子に食べさせるようにしたけど、ちょっと驚いた。
食べものを他人からもらったりした時は必ず「食べて良いかどうか」私に見せに来るが、自分のものを分けてあげることは考えていなかった。
その子は、焼き芋を食べる前にクッキーのようなお菓子とバナナを食べ、マグマグで何か飲んでいたようだった。
その話しをすると、
Dr.「この前のRASTでは殆どマイナスになっていましたね。」
私「はい、1月だと思います。それまで何品目かクラス2とか3だったのですが、
その時だけ何かの原因でマイナスでまた陽性になっていることってないでしょうか?」
Dr.「またそのうちに調べてみてもいいかも知れませんね。発作が起こった時の対処法は心得ていますか?
顔が赤くなったり、むくんだりしたら、様子を見てください。それだけですんだら大丈夫ですが、声がかすれたり、
出なくなったりしたら咽頭症状が出てきているので、その後息が出来なくなる可能性があります。
出来たら食べた物を吐かせて、薬を飲ませてすぐに病院へ。ここまでが親に出来ることです。念の為に薬を出しておきましょう。」
−−−何だか急に披露宴に出席させることが一大事に思えてきた。
- Dr.「何に反応しているのか分からないので、きっちり突き止めるには食物日誌から見ていった方がいいでしょう、
今日は持ってきていますか?」
私「いえ」
−−−食物日誌は娘が離乳食の頃に少し付けたことがあるだけ、最近大きくなってから受診したので、
先生も日誌をつけるようにという指導を私に改めてしなかったのかも知れない。
赤ちゃんの頃から通っている人達はみんな同じような年齢になっても食事日誌をつけているのだろうな、
げっ、どうしよう、食物日誌つけてないなんてバレたら。
2.フードチャレンジ
- 「固ゆで玉子の黄身の続きは、前回の受診後に風邪気味だったので飛ばしました。また改めて1/32から始めます。」と報告。
3.今回の薬の処方
- インタール内服用 朝・昼・夕食前×14days、ザジテンドライシロップ 朝・夕食後×14days、セレスタミン 2回分
- 漢方入浴剤(山手の湯):ジオウ5g・トウキ5g・インチンコウ3g×14days
- サンホワイト
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